台湾で食べる、豆花

晴贊豆花の杏仁豆花

台湾の豆花(ドウホア)についての簡単な概略、台湾のエリアごとに訪問ブログ記事をまとめたページです。

豆花

晴贊豆花の杏仁豆花

台湾の豆花(ドウホア、dòuhuā)は、豆乳を凝固剤でやわらかく固めた、台湾を代表する国民的スイーツです。使われるのは食用石膏やにがりで、仕上がりは絹ごし豆腐よりもさらに柔らか。匙を入れるとほろりと崩れ、絹のような口当たりのまま、すっと溶けていきます。

味付けは驚くほどシンプル。大豆の素朴な風味を、甘さを抑えた糖水(シロップ)がそっと押し上げるだけ。そこに花生(ピーナッツ)や紅豆といった豆類、タピオカ・芋圓(タロイモ団子)・粉粿などのもちもち系——台湾ではこの食感を「QQ」と呼びます——さらに仙草やプリン、季節のフルーツを重ねていきます。3〜4種類を選ぶのが台湾流で、組み合わせは店ごと、人ごとに無限。台湾人にはそれぞれ「自分の正解」があります。

豆花には冷たいものと温かいものがあり、季節や気分で選べるのも魅力です。夏は削り氷を添えた冰豆花が、台湾の湿った暑さをすっと引かせてくれる一杯。冬は生姜シロップをまわしかけた熱豆花。生姜の香りが立ちのぼり、幸せなぬくもりが体の芯まで届きます。

もともとは朝食や小腹を満たす甘味として、行商の売り声とともに街に根づいた食べもの。その土地ならではのトッピングを選んで、豆花の素朴な滋味を味わってみてください。

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