古本屋を改装した台南のホステル「艸祭（草祭二手書店）」宿泊記

台南には「読書をしながら宿泊できる、古本屋を改装したホステル」があります。

台南孔子廟に近い立地にある艸祭（草祭二手書店）の宿泊記です。

艸祭 Book Inn（草祭二手書店）

台南孔子廟の通りを挟んだ東側、古本屋だった草祭二手書店を改装して2017年末に開業したホステル、艸祭 Book Inn（ツァオジ ブックイン）。

「書店主題民宿」

壁面には本棚が並び、無数の本が天井から床まで収納されています。
まるで図書館のようです。

書房 Coed / Mixed Dorm

本館の2F〜3Fに位置する書房（Coed / Mixed Dorm）。

無機質になりがちな各ドミトリー外側の壁も厚みを持たせて本棚に。
雰囲気がとても素敵です。
「ドミトリーに本棚がある」というよりも「図書館の中に寝床がある」といった感じ。

ドミトリー内にはライトが1箇所、フックが2箇所、コンセント1個、USB穴1個あります。

右はフェイスタオル、左はバスルームに着替えを持って行くときに便利なエコバッグ。

このエコバッグは台湾でおばちゃんたちが買い物で使う馴染みのバッグらしい。
こういう細かいところにもさりげなく台湾要素が入っているのが、旅人には嬉しい。

コンセント脇にはスマートフォンや小物を置ける台があり便利。

ベッドの下にダイヤル式のロッカーと靴置き場があります。

大きめのスーツケースも収納できるので安心です。

数は多くないようですが、北側には窓が付いているお部屋も。
窓の先は…、窄門珈琲。

女朋友六人房 Female 6 Person Drom

女性専用部屋の女朋友六人房（Female 6 Person Drom）。

完全個室のため書房よりも少しお値段が高めです。

バスルーム

2F・3Fに洗面室・トイレ・バスルームがあります。
男性と女性、完全に別部屋になっているため、男女共用の書房の宿泊の場合でも安心です。

シャワースペースの前に1つ空間（脱衣所）があり、スペースがゆったりしているので、着替えもしやすい。

洗濯機

洗濯機が2台と乾燥機が1台。

それぞれ1回NTD40元で利用できます。
コインへの両替は1Fの受付にて。

共用スペース

共用スペースは4Fにあります。
エレベーターがなく階段のため頻繁に行き来するのは大変かもしれませんが、元古本屋を改装したホステルだからこそ、階段を上り下りして行き来するのもひとつの味です。

室内のスペースはソファ席とテーブル席。

ソファ側にはコンセントが1箇所のみ。
デスクにはコンセントが2箇所ありますが、宿泊客の多い週末だとコンセント難民になる可能性もあります。

iMacが2台。

また、カーテンやブラインドがないため、西陽が思いきり差し込む夕方の窓際は暑いかもしれません。

サンルームのようなスペースを抜けて、屋外の座席へ。

夕時に台南孔子廟の緑を眺めながら飲む台湾ビールは最高です。

覗きこむと、すぐそこは台南孔子廟。

コーヒーマシンはネスカフェのアレグリア。
アメリカン、カフェラテ、豆乳、チョコレートなど味が豊富です。

朝食

宿泊料金には4F共用スペースの朝食が含まれています。

数種類のパン、バナナやリンゴがあります。
外側がローズマリー入りのパンとチーズのパンが美味しかったです。
トースターがあるので、温めて美味しくいただけます。

艸祭の北側には狭い窄門とカフェ

艸祭の北側に隣接する建物との間には、とても狭い通り道「窄門（Narrow Door）」があります。

この道の途中にあるカフェ「窄門珈琲」でゆっくり休んだり、通りを抜けてしまって孔廟商圈でオリジナリティのあるアイテムを眺めながら買い物するのもおすすめです。

猫の通り道…？窄門咖啡 Narrow Door Cafe（台南）

艸祭（草祭二手書店）の行き方・アクセス方法

台南駅からは徒歩約17分と少し距離がありますが、台南駅前から路線バスの「1番線・2番線・6番線」に乗れば、乗車時間約5分でホステルの最寄りのバス停に到着します。

艸祭（草祭二手書店）周辺の飲食店でおすすめのお店はこちら。

感想

宿泊しながらにして読書を楽しめるホステル。

本棚に囲まれた雰囲気も素敵ですし、オーナーさんもすごく親切な方でした。

今回は3泊連泊。
宿泊料金は書房の場合税サ込み一泊あたりNTD700元。
日本円で一泊あたり約2,550円です。

女朋友六人房の場合税サ込み一泊あたりNTD850元。
日本円で一泊あたり約3,086円です。

今回はBooking.comで予約しました。

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