台北の猫空にある茶藝館、邀月茶坊（ようげつさぼう、ヤオユエチャーファン、Yao Yue Tea Restaurant）を訪れました。お店は24時間営業です。
メニューや注文方法、店内の様子、アクセス方法など詳しくご紹介します。
邀月茶坊 Yao Yue Tea Restaurant
お茶の産地、台北 猫空の中でもとりわけ有名な茶藝館、邀月茶坊（ようげつさぼう、ヤオユエチャーファン、Yao Yue Tea Restaurant）を訪問しました。
市街地の喧騒から離れた大自然の中、ひっそり佇む隠れ家的茶藝館でゆっくりと台湾茶をいただきます。
猫空（マオコン）
台湾茶の産地として知られる台北の猫空（マオコン）は、ショートトリップにも人気のスポット。
台北市内から、ロープウェイを利用し約1時間。茶畑が広がる山村には、自然に囲まれた茶藝館が点在しています。
店内・テラス席
猫空ロープウェイ駅から歩くこと約25分。隠れ家のような茶藝館に到着です。
涼しい時期の訪問だったので、森林浴気分で散歩にちょうど良い距離でした。バスでアクセスすることも可能です。
テラス席は緑に囲まれて開放的！傾斜地を利用し、数段下まで席が設けられています。その他、屋根がある半屋外のテラス席、屋内にも席あり。
訪問日は気候に恵まれ、美しい羊雲も見ることが出来ました。
メニュー
邀月茶坊の台湾茶メニュー（※クリックで拡大します）
日本語メニューもあるので、注文は簡単です。人気の台湾茶はもちろん、台北が産地である「文山包種茶」と「木柵正欉鉄観音」。
その他、茶葉を使った食事メニューなども充実しています。
邀月茶坊の食事メニュー（※クリックで拡大します）
邀月茶坊の食事メニュー（※クリックで拡大します）
注文方法・システム
席で注文表を記入したら、レジに持って行き先会計。茶器一式を受け取って、自分で運びます。
お茶の淹れ方は特段レクチャー無しでしたが、よく分からない場合は店員さんに教えてもらいましょう。
メニュー表の中に、写真付きで解説も載っています。
お湯はセルフ式で汲みに行くシステム。茶葉代の他に別途1人ずつお湯代がかかりますが、お湯は何度でも利用してOKです。
木柵鉄観音茶
今回注文したのは、木柵正欉鉄観音 40g 330TWD（約1,210円）。
ふんわりと甘い香りが広がり、芳醇な味わい。余った茶葉は、茶缶ごと持ち帰り可能です。
茶葉料理
せっかくなので、お茶の葉を使った「茶葉料理」も注文してみました。大皿でボリュームたっぷり！
こちらは 茶油とタケノコの煮込み 169TWD（約620円）。
ごま油のような香りが良いスープで、クセもなく美味しい。タケノコも味が染みて柔らかです。
こちらは 茶油そうめん（麺線）133TWD（約487円）。
あっさりながら、茶油のコクがあり美味しい。
感想・まとめ
茶畑に囲まれ、まさに自然の中で台湾茶を楽しめる雰囲気抜群の茶藝館。敷居が高そうな入口でしたが、お店のサービスやシステムは至って大衆的でした。
台湾茶はもちろん茶葉料理も美味しいので、レストランとしても利用できます。
場所柄、蚊がいますので、虫除け対策をしていくことをお勧めします。
邀月茶坊の行き方・アクセス方法
「猫空ロープウェイ」駅より徒歩約25分。
道中はほぼ平坦なので、気候が良い時期であれば、徒歩でもアクセス可能です。夏場や天候が悪い場合は、体力を消耗するため、バスかタクシーが無難でしょう。
バスのアクセス方法
バス便：猫空ロープウェイ駅前のバス停「猫空纜車站」より「棕15、S10、猫空左線」バス乗車約5分「猫空站（小天空步道）」停下車より徒歩約2分。
バスは地域を走るミニバスなので、乗降客がいれば邀月茶坊の目の前にも停車しているようでした。
帰りは、猫空ロープウェイ駅に戻るバスの本数が少ないため、歩いて戻るか、お店でタクシーを呼んでもらう方が良いでしょう。
もしくは「棕15バス」に乗車し、MRT「動物園」駅へ向かうことも可能です。
邀月茶坊の営業時間
電話番号：+886 2 2939 2025
営業時間：24時間
定休日：なし
