台北の迪化街近くにある漢方薬局兼診療所の有名店、生元薬行（シァンユァンヤオハン、Seng Yuang Yao Hang）を訪れました。
お店の様子、購入した漢方パックなど詳しくご紹介します。
生元薬行 Seng Yuang Yao Hang
台北にある漢方薬局、生元藥行（生元藥局、シァンユァンヤオハン、Sheng Yuan）を訪問。
1946年創業の老舗店です。
漢方薬を処方する診療所でもありますが、店頭で販売している漢方や漢方製品はすぐに購入することができます。
場所は台北の人気観光スポット「迪化街」からほど近く。
観光途中に立ち寄れる、便利な立地です。
店内
店内は漢方の香りがふんわり漂い、まるでタイムスリップしたかのような光景が広がります。
レトロでノスタルジックな雰囲気が素敵。
店頭では漢方薬を調合する様子も見ることができます。
貫禄ある仕事ぶりについ見入ってしまいますね。非常に興味深いです。
大きな袋いっぱいに、漢方薬を買って帰る地元の方も多数見かけます。
漢方美白フェイスパック ／ 慈禧玉容 淨白面膜
さて、お目当ての漢方美白パックはこちら。
店頭に陳列されており、日本語を話せる店員さんも複数いらっしゃるのでスムーズに購入できました。支払いは現金のみです。
漢方美白フェイスパック「慈禧玉容」。容量120ml 価格1,980NT$（約7,210円）。
清代の「慈禧太后（西太后）」のために、宮廷医師が特製で作った美容品が「玉容散」。
その玉容散に加え深海の泥や真珠パウダー、ロイヤルゼリーなどが配合されています。
てっきり乳白色のクリームが出てきそうなパッケージですが、実際は「茶色い泥のクリーム」。
漢方の香りが非常に濃厚で「え…これを顔に塗るの…？」と一瞬思ってしまったほど。
まさに漢方の塊と言えるフェイスパックですが、我慢できないレベルではないのでご安心を。
手やひじ、デコルテなど顔以外の場所に使っても問題ないようです。（※粘膜は除く）
効能・成分・使用方法
効能、成分、使用方法は下記の通りです。
（参考：公式HPより）
効能
- 美白、キメを整る。
- 毛穴の浄化、引き締め。
- 皮膚の老化防止、弾性を維持。
成分
- 淡斑（シミ取り）美白：生元薬行特製の玉容散古伝処方成分
- 浄化排毒：火山泥と深海泥
- 天然保湿：サンゴ藻、海藻、涼漿玉露
- 潤膚養顔：パールパウダー、ローヤルゼリー
使用方法
- 顔や肌を温水で洗浄した後、目や口の周りを避けて均一に塗布。
- 10～15分後に温水で洗い流す。
- 週2～3回の使用がおすすめですが、毎日使用するとさらに効果的。
- 塗った後に軽いピリつき感がありますが、正常な経脈活絡現象です。
使用してみた感想
実際に手に塗ってみると、ピリつくというよりスースーする感じ。
洗い上がりは肌の血色が良くワントーン明るくなった気が！
アンチエイジング効果が出るまで、これからも続けて様子をみようと思います。
漢方石鹸 ／ 慈禧玉容 淨白皂
こちらは 漢方せっけん「慈禧玉容 淨白皂」。重量125g 価格250NT$（約910円）。
玉容散をベースに、天然茶葉の粉末や天然エッセンシャルオイルも配合。フェイスパックと比べるとかなりマイルドな漢方の香りです。
虫除けスプレー ／ 生元草本防蚊液
こちらは 虫除けスプレー「生元草本防蚊液」50ml。
漢方美白フェイスパックと漢方石鹸を購入したところ、おまけで頂けました。
成分は台湾ヒノキや薄荷、レモングラスなどの天然植物エッセンシャルオイル（精油）。
少し液だれするので、シュッとひと吹きしたら広げて塗り込むと良いかも。香りはマイルドで後に残りません。
まとめ
歴史ある有名店なだけあり、お店の風格をヒシヒシと感じる空間でした。
漢方の調合シーンを見るだけでもお店に来る価値がありそうです。
今回は漢方コスメの購入だけでしたが漢方茶や調味料にも使えそうな商品もあり、次回またじっくりと見学しに来たいと思います。
生元薬行（生元藥局）の行き方・アクセス方法
MRT「中山」駅5番出口より徒歩約10分。
生元薬行（生元藥局）の営業時間
電話番号：+886 2 2555 5070
営業時間：月〜土曜 8時30分～21時00分 日曜 9時00分～18時00分
定休日：なし
