台湾旅行の服装選びは「台湾各地域の月別の平均気温・降水量」が参考になります。
台湾の気候と服装
台湾の気候は、台湾南部の嘉義から北が「亜熱帯」、嘉義から南が「熱帯」になります。
「北部の台北」と「南部の台南・高雄」では気温や降水量が異なるため、旅行に適した格好・服装もそれぞれで異なります。
台湾の西部と東部では降水量が大きく異なります。
台北から約30km東にある基隆や九份は雨が多いため、雨具は必須です。
台北 | 基隆
台南 | 高雄
1月 | 2月 | 3月
4月 | 5月 | 6月
7月 | 8月 | 9月
10月 | 11月 | 12月
台北
台北の3月から4月にかけては20℃を超える晴れの日が多く、過ごしやすい日が続きます。
ただし、3月でも「最高気温30℃を超える真夏日」を記録することもあれば、翌々日に「最高気温17℃」だったりと、日による寒暖差が激しいことも。
半袖の服装で過ごせる日が多いですが、長袖の用意もしておくと安心です。
台北の夏は暑く、5月の中旬あたりから10月の初旬まで最高気温30℃を超える真夏日が増えてきます。
湿度が高く、台北の降水量は東京の2倍(高雄の降水量は東京の3倍)近くになります。
半袖でも暑いぐらいの台北の夏ですが、一方で公共交通機関やショッピングモールはエアコンが効いているため、温度差で体調を崩す可能性も。
夏場でも室内用に羽織れるものを用意しておいた方が安心です。
冬場は気温が低くなり、長袖が必要になります。
特に1月2月は「最低気温が15℃を下回る日」も出てくるので、アウターが必要な日も出てきます。
難しいのは「ごく稀に最高気温30℃手前の暑い日」があることで、以前1月を訪れた時は暑さに耐えきれずユニクロで半袖の服を購入したことも。
旅行に出かける直前に再度天気予報をチェックし、最終的なパッキングをするのがおすすめです。
基隆
これから九份へ行かれる皆さん、残念ですが…九份は、ほとんど晴れることがありません。
というほどに、基隆・九份を含む台湾の北東部は雨が多いです。
年間を通して月間降水量が100mmを下回る月がなく、100mm台は7月のみ。
以前、1月に九份の町に3泊4日した際には、晴れたのはわずか半日程度。
晴れることは期待せず「雨でも仕方ないよね、晴れたらラッキー」ぐらいの方が楽しめると思います。
メインストリートの九份老街は屋根で完全に覆われていないため、雨具は必携です。
平均気温については、台北と基隆を比較すると基隆の方が若干低いです。
九份は小高い山の上にあるので、春や秋でも羽織れるものを+1枚持って行くことをおすすめします。
冬場は日本と変わらないぐらい冷えこむ日もあるので、防寒対策をしっかりしましょう。
台南
台湾南部の台南は年間を通して温暖です。
台南の夏場は気温と湿度が高く、日本と同様に暑い日が続きます。
6月から8月はスコールのような突然の雨にも見舞われるほどに降水量が多いです。
冬場は暑さがおさまり降水量も少なくなるので、快適で過ごしやすくなります。
以前1月を訪れた時には偶然にも暖かい日が続き、夜に半袖で過ごせる日もあったほどでした。
それでも、冬場(12月〜2月)は時に寒さに見舞われる夜もあるので、1枚羽織れる服があると安心です。
高雄
台湾南部の都市高雄も、台南と同様に年間を通して温暖な気候です。
夏場は気温と湿度が高く、暑い日が続きます。
6月から8月はスコールのような突然の雨にも見舞われるほどに降水量が多くなります。
冬場は暑さがおさまり降水量も少なくなるので、とても快適で過ごしやすくなります。
ただし、高雄の駁二アート特区や旗津半島は海に近く、冬場は海風が吹きこんでかなり寒いです。
日中は長袖の服装、夜は1枚羽織れる物があるとよいでしょう。
台湾1月の平均気温と降水量
台湾2月の平均気温と降水量
台湾3月の平均気温と降水量
台湾4月の平均気温と降水量
台湾5月の平均気温と降水量
台湾6月の平均気温と降水量
台湾7月の平均気温と降水量
台湾8月の平均気温と降水量
台湾9月の平均気温と降水量
台湾10月の平均気温と降水量
台湾11月の平均気温と降水量
台湾12月の平均気温と降水量
↓ Pinterestでこのページを保存!