台湾のプリペイドSIMカードまとめ

遠傳電信のSIMカード

SIMフリーのスマートフォンに「台湾現地通信会社のSIMカード」を入れて快適な通信環境を!

台湾のプリペイドSIMカードのご案内です。

下記内容は2020年初の情報です。
SIMカードの価格の変更や、物理的なSIMカードだけでなくeSIM(デジタルSIM)に対応したキャリアが登場するなど、内容が変わっている可能性があります。
あらかじめご留意ください。

台湾のプリペイドSIMカード

通信キャリア

台湾の空港で購入できるSIMカードの通信会社は、主に以下の5社。

  • 中華電信 Chunghwa Telecom
  • 台湾大哥大 Taiwan Mobile
  • 遠傳電信 Far EasTone Telecommunications
  • 台湾之星 T Star
  • 亞太電信 Asia Pacific Telecom

料金プランの比較

下記表は、大手3社「中華電信」「台湾大哥大」「遠傳電信」のSIMカード料金プランの比較表です。
料金は利用日数に応じて異なり、各社ほぼ同じです。

中華電信台湾大哥大遠傳電信
3日間TWD300TWD300TWD300
5日間TWD300TWD300TWD300
7日間TWD500TWD500TWD450
10日間TWD500TWD500TWD500
15日間TWD700TWD700TWD700
30日間TWD1,000TWD1,000TWD1,000

各プランにより、付与される「無料通話の時間」が異なります。

台湾の空港でSIMカードを購入する

SIMカードは台湾の各空港の窓口で販売しています。

SIMカード購入時に必要なものは、

  • パスポート
  • 現金(台湾ドル)
  • SIMフリーのスマホ・タブレット

各空港でのSIMカード購入方法は下記リンクよりご確認ください。

空港案内記事通信会社
桃園国際空港» 桃園国際空港でSIMカードを購入するガイド中華電信
台湾大哥大
遠傳電信
台湾之星
亞太電信
台北松山空港» 台北松山空港でSIMカードを購入するガイド中華電信
高雄国際空港» 高雄国際空港でSIMカードを購入するガイド中華電信
台湾大哥大

おすすめは…正直どれも変わらない?

台湾では「中華電信」「台湾大哥大」「遠傳電信」「台湾之星」のSIMカードをそれぞれ使ったことがあります。

特にこだわりがなければ「中華電信」「台湾大哥大」「遠傳電信」の3社でOK。
体感で繋がりやすい・繋がりにくいとの極端な違いを感じたことがありません。

これまで利用したSIMカードのキャリアと、問題なく接続できたエリアのメモを残します。

中華電信台北、高雄、台南、台中、日月潭
台湾大哥大台北、高雄
遠傳電信台北、台南、高雄、花蓮
台湾之星台北、台中、日月潭

花蓮で使った「遠傳電信」はタロコ渓谷でも問題なく繋がりました。

「台湾之星」については台湾新幹線乗車時の「桃園から台中」区間の一部で3G接続になることがありました。

WiFiレンタルは現地レンタルがおすすめ

複数人で行動・ネット接続する場合、SIMカードを購入するよりも「WiFiルーター」をレンタルした方が「1人あたりの金額」が割安になる場合もあります。

WiFiルーターをレンタルする場合、日本でポケットWiFiをレンタルするよりも、台湾現地でレンタルした方が料金が安いうえに「4G」「容量無制限」です。

「容量無制限」というのは、WiFiをレンタルする際に重要なポイントです。
「容量無制限」の場合「1日あたりのデータ通信量に制限」がないため、通信容量を気にすることなくインターネットに接続できます。

一方、日本のレンタル会社の場合「1日あたりのデータ通信量の制限」があることが多く、上限を超えると通信スピードが極端に遅くなります。

台湾でレンタルするWiFiの1日あたりのレンタル料金は下記リンクよりご確認ください。

台湾でSIMカードを購入した場合、日本の通信会社のSIMカードはどうなるのですか?
台湾でSIMカードを購入して利用する場合、日本で使っていた通信会社のSIMカードはスマートフォンに複数のスロットがない限り、取り出されます。日本に帰国後にネット接続する際、再度日本の通信会社のSIMカードを差し込む必要があるため、日本のSIMカードを紛失しないように気をつけて保管してください。なお、帰国後に日本の空港のインフォメーションカウンターに行けば、SIM取り出し用の「ピン」を貸してくれます。
eSIMとはなんですか?
eSIM(Embedded SIM)とは、従来の物理的なSIMカードに代わる新しい技術で、電子的なSIMカード(デジタルSIM)のことを指します。これは、スマートフォンやタブレットなどのデバイス内に組み込まれたチップの形で存在し、従来のプラスチック製のSIMカードと同様の機能を果たします。eSIMを利用することで、物理的なSIMカードを都度入れ替えることなく、デバイスの設定画面から異なるキャリアやプランに簡単に切り替えることができます。また、海外旅行時に現地のキャリアに簡単に接続でき、ローミング料金を抑えることができます。

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