台中の地元民で賑わう食堂、伝記台中正老牌香菰肉羹(ヂャンラオパイシャングーロウガン、Taichung Traditional Cuisine)を訪れました。
伝記台中正老牌香茹肉羹 Taichung Traditional Cuisine
伝記台中正老牌香菰肉羹(ヂャンラオパイシャングーロウガン、Taichung Traditional Cuisine)は1944年創業の歴史ある食堂。
かなり年季の入った外観にやや圧倒されますが、たくさんのお客さんで賑わっていました。
店名の「香茹」はシイタケ、「肉羹」は肉のとろみスープの意味です。
メニュー
お店の看板メニューは酸辣湯風あんかけご飯の肉羹飯(ロウガンファン)と、同じくあんかけ麺の肉羹麺(ロウガンミェン)。いずれも45NT$(約165円)というお安さ。
まず店頭で注文し、お会計は最後。案内された奥の席にはエアコンもあり快適です。
肉羹飯
早速運ばれてきました!あんかけの甘酸っぱい香りが漂います。こちらは肉羹飯。
よく見ると下にご飯がありました。具は椎茸・豚肉・細切りタケノコ・細切り大根。
あんがトロリ。味は酸味強めのサンラータンに似ています。
お酢は黒酢なのでほんの少し独特な風味。
肉羹麺
こちらは肉羹麺。あんかけは同じです。豚肉も片栗粉がまぶしてあるようで、柔らかくプリッとして美味しいです。
麺はいわゆる中華麺。あんかけがよく絡みます。
テーブルには見慣れない調味料が。
台中名物チリソース 辣椒醤
辣椒醤は台中名物のチリソースだそうで、この後も台中の食堂でよく見かけました。
口に入れた瞬間は甘いのですが、後から辛さがくるタイプです。
地元の方はたっぷりチリソースをかけていましたが、初心者は少しずつ試してみるのが良いですね!
感想・まとめ
ご飯と麺、どちらが良いかと聞かれると迷うところですが、強いて言えばご飯の方が食べやすいのでオススメかな。あんかけご飯をささっと食べて帰るお客さんもチラホラ居ました。
肉羹飯は気軽に安くさらっと食べられるので、台中の庶民的ごはんの位置付けなのでしょう。
店員さんは忙しそうでしたが笑顔で優しく対応してくれました。台中の地元民に混ざり、ローカルな雰囲気を味わうにはもってこいのお店です。
今回訪れたのは伝記台中正老牌香菰肉羹の緑川店。台中市内には他に3店舗姉妹店があります。
営業時間は8時半~19時半なのでお昼ご飯にオススメ。毎週火曜日は定休日です。
伝記台中正老牌香菰肉羹 緑川店の行き方・アクセス方法
台鐵台中駅より徒歩約4分
伝記台中正老牌香菰肉羹 緑川店の営業時間
電話番号:+886 4 2227 9569
営業時間:8時30分~19時30分
定休日:火曜日