台南にあるオーガニック台湾茶ティーサロン、一二茶堂 One 2 tea house 台湾高山茶体験空間(イーアーツァータン)を訪れました。
壹二茶堂 One 2 tea house
オーナー所有の茶畑で栽培されたオーガニックな茶葉を扱うこだわりの茶藝館、壹二茶堂 One 2 tea house(イーアーツァータン)を訪問。ずっと気になっていたお店です。
店内の様子
店内はスタイリッシュでまさにティーサロン。1階は美しい茶器や高品質な有機栽培の茶葉を販売するショースペースになっています。
2階は木目のテーブルが並ぶナチュラルな雰囲気のカフェ。リラックスしてお茶を楽しめそうな空間です。
茶葉のラベルそれぞれに貼ってある模様は、台南でよく見かける老房子(ラオファンズ)という古民家に使われていたレトロなタイルをイメージしたデザイン。
メニュー
すっかり台湾茶にハマっている筆者。どのお茶にするかワクワクです。
台湾中部はお茶の名産地。オーナー所有の梨山と玉山の茶畑で有機栽培された高山茶、もしくは日月潭茶畑で有機栽培された日月潭紅茶も魅力的で迷います。
メニューにはお茶の特徴を示す発酵度や焙煎度、口当たりや収穫時期などが一目で分かるようになっています。
店員さんによると、茶葉の収穫時期によって香りの度合いや品質も変わってくるとのこと。高山茶はその名の通り標高が高い地で栽培されますが、春夏秋冬のうち、春と冬の時期は朝晩の寒暖差が大きいため香りも強くなり高品質な茶葉とされるそうです。
そう言われると春か冬摘みのお茶を飲んでみたくなりますよね。迷いに迷い「梨山高山茶(春)」と比較も意味も込めて「玉山濃香烏龍茶(秋)」をお願いしました。
コロンとした丸い茶葉。お湯を淹れる前に茶葉を目で見て香りも確かめます。すでにいい香り!梨山高山茶の方がやや黄色味が強め。この量でだいたい4〜5回飲めるそうです。
台湾茶
淹れ方は最初にレクチャーしていただけるので心配無用です。丁寧にお茶を淹れる所作の一つ一つに見入ってしまいました。茶器が小さくて可愛い。
先に梨山高山茶。まずは聞香杯と呼ばれる細長い小さな茶器でお茶の香りを楽しみます。
甘くていい香り!非常に上品です。香りを楽しんだ後にお茶をいただきます。ゴールドに近い緑色が美しくてうっとり。
鼻にふわっとアロマが香り、まろやかで繊細な味。渋みは全くありません。やはり高山茶って美味しいよな〜としみじみ感動。春摘み茶葉のフルーティーな甘い香りに参りました。
こんなに美味しい高山茶を飲んでしまったら、他のお茶が飲めなくなってしまうのでは…。
次に玉山濃香烏龍茶秋摘みを頂きます。ほんのりと香ばしい上品な口当たり。単体で飲んだら十分に美味しい高山茶なのだと思いますが、梨山高山茶・春摘みが美味しすぎて…。春摘みと冬摘みの茶葉が高品質なのは本当のようです。
茶葉お土産
梨山高山茶が気に入りすぎて茶葉も購入してしまいました。お値段は1,280NT$。今回淹れた茶葉と同じ量10包入です。オーガニックで高品質と考えればむしろリーズナブルなのかな?とも思います。
ホット・アイス共に淹れ方の説明書もあるので安心。
お茶を用意するのに待たせてしまったから、と水出し茶もご好意で頂いてしまいました。全くそんなことはなかったのですが恐縮です。
翌日飲んだところ、水出しのお茶も本当に美味しくてビックリです。水出しなのに非常に香り高い!さすが良い茶葉だと違いますね。
日月潭紅茶も台湾を代表するお茶で、その中でも台茶18號という品種のお茶の香りが素晴らしいです。
感想・まとめ
オーナーさんも店員さんもとても素敵な方で、すっかりお店のファンになってしまいました。ぜひまた再訪し別のお茶も試してみたいです。
夏休みや年末には日本のお客さんも多く訪れ、中には何度も通い詰める方もいるほど。その気持ちもよく分かります。
季節ごとに茶器も入れ替えているそうで、次回の訪問がまた楽しみです。台南にお越しの際は美味しいオーガニック台湾茶をぜひ体験してみてくださいね。
壹二茶堂 One 2 tea houseの行き方・アクセス方法
「林百貨」から徒歩約3分。
「台南」駅からは台南火車站バス乗り場から1番、19番、Red Main Lineバス乗車約8分「中正西門路口(Zhongzheng Ximen Rd. Intersection)」停留所下車すぐ。
壹二茶堂 One 2 tea houseの営業時間
電話番号:+886 6 223 3319
営業時間:14時00分~20時30分
定休日:水曜日
その他:ミニマムチャージ1人140NT$