台南名物「担仔麺(タンツーメン)」発祥のお店、度小月担仔麺(どしょうげつ、トゥシャオユエタンツーメン、Duo Xiao Yue Danzi Mian)を訪問しました。
メニューや注文方法、お店のアクセスなど詳しくご紹介します。
もくじ
度小月担仔麺 Duo Xiao Yue Danzi Mian
今や台湾全土で食べられている擔仔麺(タンツーメン)。発祥は台南です。
その元祖 度小月担仔麺(どしょうげつ、トゥシャオユエタンツーメン、Duo Xiao Yue Danzi Mian)を訪れました。創業は清朝末期の1895年。歴史あるお店です。
店内の様子
今回訪れたのは度小月旗艦店。広々した店内は高級感もありつつ親しみやすい雰囲気です。日本人の観光客も多いためか「いらっしゃいませ!!」と元気よく挨拶され、ちょっと気恥ずかしい感じ。
店内に入ると小さな屋台が目に入ります。担仔麺はこちらで茹でで提供されていました。近くで見学しても面白いです。
担仔麺は、漁師たちが波が高くなる4月から10月までの間を食いつなぐため、麺を売り歩いたのが始まり。「担仔」という麺を売り歩く際に持っていた天秤棒に由来し、担仔麺という名前になったそうです。
メニュー
メニューは写真付きの日本語表記なので安心。
メニューを見ながら注文表に記入するスタイルで、こちらを店員さんに渡せばOKです。
担仔麺は大90NT$(約330円)、小50NT$(約180円)。いずれのサイズも安いですね。
注文時にパクチーとニンニクを入れても良いか確認されます。
担仔麺
美味しそう!担仔麺が運ばれてきました。ニンニクの香りが食欲をそそります。左は小サイズでお茶碗ぐらいの大きさ。右が大サイズですが小丼ぐらいでそこまで大きくありません。
エビだしスープにもっちりした麺。時間をかけて煮込まれた肉そぼろにニンニクとパクチーもトッピング。いや〜これは美味しいです!あっさりしているようでコクもあり、ニンニクが割と多めなので食べ応えがあります。
肉そぼろも八角の風味がしないので食べやすいですね。
担仔麺以外にも色々と食べたい場合は小サイズでもいいかもしれませんが、やっぱりちょっと量が少ないかな。量的には大サイズの方がおすすめです。
安平蚵仔酥
サイドメニューで美味しかったのはこちら。台南安平産のカキフライ、安平蚵仔酥。身は小ぶりですが、クリーミーで揚げ具合も良くサクサク食感。胡椒をつけて頂きます。ビールに合う!
空芯菜
空芯菜炒めも台湾料理の定番ですね。ニンニクが効いて安定の味。
1人だとやや多いですがシェアするには丁度いい量です。120NT$。
櫻花蝦高麗菜
こちらは桜海老とキャベツの炒め物「櫻花蝦高麗菜」。
台湾でなくても食べれる料理…といえばそうですが、桜海老の香りとニンニクの味が染み込んでおり、絶対にハズさないメニューといえます。160NT$。
花枝丸
イカのつみれボール「花枝丸」。歯ごたえは良いですが、もうちょっとイカの旨味が欲しいところですね。
肉燥飯
最後に「肉燥飯」。いわゆる魯肉飯(ルーローハン)です。
台湾南部は甘めの味付けが特徴なだけあり、こちらもしっかり甘め。量も程よく締めにぴったり。
35NT$。
感想・まとめ
度小月の担仔麺は間違いなく日本人の好きな味。台南に来た際にはぜひ発祥のお店で味わっていただきたいです。
お店は台南に2店舗(旗艦店・原始店)あり。旗艦店の方が店内も広々しており、接客レベルも上。観光客でも安心して利用できます。
度小月担仔麺(旗艦店)の行き方・アクセス方法
【旗艦店】「林百貨」より徒歩約3分
【原始店】「林百貨」より徒歩約2分(map)
度小月担仔麺(旗艦店)の営業時間
電話番号:+886 6 220 0858
営業時間:11時30分~15時00分 17時00分~21時30分
