台南人のソウルフード虱目魚(サバヒー)。日本では食されていないため知られていませんが、東南アジアではポピュラーな魚です。
台南に来たからには1度は虱目魚を食べようと決意し、虱目魚粥の人気店阿堂鹹粥(アータンシエンヂョウ、A Tang Salty Rice Congee)にやって参りました。
阿堂鹹粥 A Tang Salty Rice Congee
虱目魚(サバヒー)はニシンやイワシの仲間。ミルクのように白い身をしていることから、英語ではミルクフィッシュと呼ばれています。
味に関しては独特のクセがあるようで、その美味しさは賛否両論。虱目魚粥の名店 阿堂鹹粥(アータンシエンヂョウ、A Tang Salty Rice Congee)へ恐る恐るの訪問です。
虱目魚が丸々入った虱目鹹粥ももちろんありますが、最初ということで虱目魚(サバヒー)の他に魠(サワラ)と牡蠣が入った「綜合鹹粥」を注文。揚げパン(油條)は15NT$(約55円)。
満席というほどでもありませんでしたが結構待ちます。日本語が話せるおばちゃんが色々お世話してくれました。
綜合鹹粥(サバヒーと焼きサワラ入り)
おっ…!良い香りでなんだか美味しそう。早速頂きます。
綜合鹹粥(サバヒーと焼きサワラ入り)130NT$(約470円)。
なんと焼き魚と揚げニンニクが効いて非常に美味しいです。まるで焼き魚のお茶漬けのよう。
焼き目が付いているのがサワラ。いい味出てます。
牡蠣はとっても小さいミニサイズですが濃厚です。
真っ白な身をしているのが虱目魚。虱目魚だけ食べてみると食感はふっくら。よく味わうと少し酸っぱいような味がしましたが、この綜合粥の中ではそれが良いアクセントになっています。
ブヨブヨしているように見える皮もそこまで気になりませんでした。
揚げパン(油條)はあってもなくてもどちらでも良いかな。油麩のような味わいです。
席には甘辛の豆板醤もありますが、お粥のスープだけで十分美味しいので使わなくてもいいかと思います。
おばちゃんに龍眼というフルーツもサービスで頂き、ライチのようで美味しかったです。
感想・まとめ
かなり警戒しながらの訪問でしたが、綜合鹹粥の美味しさにびっくり。
虱目魚単体の「虱目鹹粥」はまだトライできていないので、次回食べてみたいと思います。
まずは綜合鹹粥を食べ、虱目魚の味を体験して大丈夫だったら虱目鹹粥にトライしましょう。
阿堂鹹粥の行き方・アクセス方法
台南火車站よりBlueMainLone乗車9分「Xiaoximen (Shing Nan Bus)」下車徒歩約1分
台南火車站より5番バス乗車11分「Xiaoximen (Dayi Lizhi)」下車徒歩約2分
阿堂鹹粥の営業時間
電話番号:+886 6 213 2572
営業時間:5時00分~12時30分
定休日:火曜日