日本人も大好きな台湾のマンゴー。玉井(ユージン)は、台湾市街地から北東へ約30kmの場所に位置する、台湾マンゴーの名産地です。
芳醇な旬のマンゴーを求めて、台湾マンゴーの聖地とも呼ばれる玉井のマンゴー市場、玉井芒果批発市場(ユージンマングォピーファースーチャン、Yu Jing Mango Market)を訪れました。
玉井芒果批発市場 Yu Jing Mango Market
マンゴーの名産地、玉井(ユージン)。南国で豊かに育った玉井のマンゴーが一同に集まる場所が、玉井芒果批発市場(ユージンマングォピーファースーチャン、Yu Jing Mango Market)です。
玉井バスステーションから徒歩約4分。マンゴー市場は玉井の町の中心地にあります。
市場に入ると、見渡す限り山盛りのマンゴーたち!!
おびただしい数と熱気、甘い香りにしばし圧倒されます。
真っ赤な愛文マンゴーの他にも黄色や緑色など、様々な品種のマンゴーもたくさん売られていました。
市場はざっくり分けて、北側が「かき氷屋台と、マンゴー山盛りカゴ売りエリア」、中央が「ドライフルーツなどのエリア」、南側が「バラ売りエリア」になっています。
おなじみの愛文マンゴー。
黄色く大きな金煌マンゴー。
愛文マンゴーと金煌マンゴーを掛け合わせた、玉文芒果という品種もあるのだそう。
小ぶりなマンゴーは土芒果かな?もしくは台農1號かも。判別が難しい。
ここまで多種多様なマンゴーを一同に見られるのも、玉井のマンゴー市場ならではですね。
全種類揃えて、食べ比べしてみたいところです。
市場では特段押し売りをしてくる人はいないので、自由に見て回ることができます。
笠を被ったおばちゃんもいい味出てます。
マンゴーを積んだトラックも次々に入ってくるので、後方には注意して歩きましょう。
マンゴー以外の南国フルーツもたくさん!
カラフルで大きなドラゴンフルーツ。こちらも美味しそう。
パイナップル、台湾バナナ、龍眼、ジャックフルーツまで目白押しです。
ドライフルーツは1袋100元前後でした。
愛文マンゴーの値段
カゴ売り
さて気になるお値段ですが、マンゴーは基本的に「カゴ売りかつ量り売り」です。
例えば「1斤25」と書かれている場合は、1斤(600g)で25元(約87円)という計算になります。
品種や大きさにもよりますが、大体1斤30元前後の愛文マンゴーが多かった印象。
愛文マンゴーをカゴ一山で購入する場合は、マンゴー1玉あたり「90円前後」が相場になりそうです。
たくさん買うと、1玉あたりの値段が安くなるということですね。かなりお得です。
試しにバラ売りをしてくれるかどうか聞いて見たところ、「市場の左奥(南側)の方でバラ売りしてるよ!」と教えてもらいました。
バラ売り
いざ南側のエリアに行ってみると、確かに町のフルーツ屋さんのようにフルーツが並んでおり、バラ売りで購入することができました。
こちらも値段は量り売りです。無事、お目当ての愛文マンゴーをゲット。
市場で大きなマンゴーを見たばかりだったのでやや小さく見えましたが、手に持つとずっしり!
測ってみると1玉540gの立派な愛文マンゴーでした。
2個購入して、お値段は90元(約313円)。1個あたり155円です。
カゴ売りの値段を考えると少々割高ですが、それでも日本の相場と比べると破格ですね。
旅行中なので大量に買えないのが残念ですが、長めに滞在するのであれば複数個買ってもいいかもしれません。
購入した愛文マンゴーは翌日の朝食に。大玉でボリュームもたっぷり。
肉厚ジューシーで文句なしの美味しさでした。
玉井芒果批発市場はまさにマンゴーの聖地。日本ではなかなか見ることのできない圧巻の光景で、非常に目の保養になりました。
いつか山盛りのマンゴーをカゴ買いしてみたいです。
台南の玉井にある #玉井芒果批発市場
色んな種類のマンゴー🥭がたくさん置いてあります。
9割9部分がカゴ売り。
お店の人にバラ売りの場所を教えてもらいました。— ぷちち台湾 (@petittwjp) 2019年7月1日
玉井芒果批発市場の行き方・アクセス方法
玉井バスステーションより徒歩約4分。
玉井芒果批発市場の営業時間
電話番号:+886 6 574 5572
営業時間:4時00分~18時00分
定休日:なし
