映画「KANO」の舞台として知られる台湾中部の街、嘉義(かぎ、ジャーイー、Chiayi)。
実際を訪れた嘉義の観光スポットをご紹介します。
嘉義の観光スポット Chiayi Tourist Attractions
台湾中部の街、嘉義(ジャーイー、Chiayi)。
映画「KANO」は、日本統治時代に台湾代表として甲子園に出場し、準優勝に輝いた嘉義農林野球部の実話をもとに制作されています。
嘉義中心部までは、台北から台湾鉄道で約2時間半。高雄からは約1時間弱のアクセスです。
かつては台湾ヒノキ等、阿里山の木材集積地として栄え、現在も阿里山への観光の拠点となっている嘉義。
檜をテーマにした 檜意森活村(檜ヴィレッジ)や、映画「KANO」所縁の地、旧嘉義神社跡の嘉義公園が人気の観光スポットとして賑わっています。
そして外せないのが美味しい嘉義グルメ!
嘉義の中心地にある「文化路夜市」周辺には、嘉義名物の「鶏肉飯店」が集まっており、食べ歩きにもオススメ。
しっとりジューシーな七面鳥を使った鶏肉飯は、一度食べたら病みつきです。
檜意森活村
嘉義の人気観光スポット、檜意森活村(ヒノキヴィレッジ、Hinoki Village)。
阿里山森林鉄路の北門駅に隣接する、かつて阿里山の林業に従事していた人々の宿舎群が前身。
当時と同じ檜造りの純日本風家屋として修復、檜グッズを扱うショップの他、カフェや土産店などが集まる文化商業施設となっています。
映画「KANO」の撮影で使われた家屋も見学可能。
嘉義農林野球部に関する展示品も。
園内では日本の浴衣レンタルが人気。
日本庭園など写真スポットも多く、たくさんの観光客で賑わっていました。
文化路夜市
呉明捷投手の像がシンボルの中央噴水池から、南に約600m程延びる 文化路夜市。
車道の両脇に屋台が並びます。完全な歩行者天国ではなく、バイクも通行するので注意して歩きましょう。
オススメはやっぱり鶏肉飯。夜市の通り沿いにある「阿霞火雞肉飯」は夜のみ営業の人気店。
お茶碗サイズなので食べ歩きにもぴったりです。
阿里山森林鉄路車庫園区
日本統治時代に、台湾檜など木材運搬の拠点となった嘉義の北門駅。
今なお現役の駅舎で、阿里山へ向かう際にこちらから乗車できます。
駅周辺は、阿里山森林鉄路車庫園区として整備され、引退した車両や写真スポットが点在しています。
赤い列車はトイレに改修されていて、ちょっとビックリ。
森林の歌
阿里山森林鉄路車庫園区からほど近い場所にある広場、森林の歌。
中心にはヒノキや蔦で作られたドームが配され、アートな空間に。
獄政博物館(嘉義監獄)
国定古跡に指定されている 獄政博物館(嘉義舊監獄)。
建物は檜造りで、日本統治時代の1920年に建築。近年まで使用されていました。
見学は1日4回(9:30、10:30、13:30、14:30)のグループツアーのみ。
入場料金は無料です。
嘉義公園
嘉義市民の憩いの場、嘉義公園。
広々した園内は孔子廟、旧嘉義神社跡など見どころが集まっています。
旧嘉義神社跡
嘉義公園の中心にある、旧嘉義神社跡。
旧参道には狛犬や灯籠、手水舎などが残っており、当時の面影を感じられる落ち着いたスポットとなっています。
射日塔(旧嘉義神社跡)
旧嘉義神社の跡地に建てられた展望タワー、射日塔。
嘉義市内を一望できる展望台と、カフェが併設されています。
嘉義市史蹟資料館(旧嘉義神社跡)
嘉義神社の社務所を修復し、文化施設として生まれ変わった 嘉義市史蹟博物館。
綺麗に整備された館内では、嘉義の歴史資料などを見学できます。
入場料は無料。
嘉義市立野球場
嘉義公園に隣接する、嘉義市立野球場。
漫画化されたKANOのグッズショップも併設。
周辺にはKANOのオブジェも多数あり、写真スポットとしても人気です。
映画『KANO 1931海の向こうの甲子園』のゆかりの地巡りは「天下のKANO 1931嘉義農林ゆかりの地を巡る」の記事をご覧ください。
嘉義の観光地図(マップ)
嘉義名物 鶏肉飯 ジーロウファン!おすすめ5店舗 食べ歩きまとめ(嘉義)