九份で最も有名な茶藝館、阿妹茶楼(あめおちゃ)の隣にある謎の洞窟「芋仔蕃薯」。
細い洞窟を進んだ先に現れたのは、趣ある茶藝館。落ち着いた空間の店内では、ゆっくりと九份の眺望と食事も楽しめます。
今回はそんな芋仔蕃薯(ュイーヅァイファンシゥ、Yuzi Fanshu)に夕食を取りを訪れました。
芋仔蕃薯 Yuzi Fanshu
九份でゆっくり食事も楽しめる茶藝館、芋仔蕃薯(ュイーヅァイファンシゥ、Yuzi Fanshu)。今回は夕食を訪れました。
お店に行くには、この細い洞窟を通る必要があります。
看板の説明によると「昔の九份の金鉱採掘トンネル」をイメージして作られているようですね。
洞窟は思った以上のクオリティ。すれ違うのが難しいほど細い箇所や、屈まないと頭をぶつけてしまう高さの箇所も。アトラクションのようで楽しいです。
店内の様子
洞窟を抜けると趣ある茶藝館が現れます。表通りの喧騒から離れ静かな環境です。
1階にある窓側の席へ案内されました。お店は1階と2階にも席があり広々。夜遅い時間ということもあって空いていました。
日中であれば、基隆湾を望む美しい景色が広がっているのでしょう。九份は雨が多い場所。眺望も楽しめたらラッキーぐらいの気持ちでいた方がラクかもしれませんね。
メニュー
メニューは日本語表記もあるので簡単。肌寒い日だったので温かいメニューを注文しました。
- 麻油鶏湯(ごま油と鶏肉のスープ)380NT$
- 櫻花蝦炒飯(桜えびチャーハン)280NT$
- 九層塔炒蛋(台湾バジルの卵焼き)100NT$
合計で760NT$(約2,760円)。お茶は無料で烏龍茶が付いてきました。
ごま油と鶏肉のスープ、麻油鶏湯。
土鍋の提供でボリューミー。スパイスとして生姜とクコの実も入った、薬膳風のスープです。
冬の九份は寒いので、たっぷりの生姜はありがたいですね。ポカポカ温まります。
ごま油もほんのり香り食欲が進みます。そーめんもスープと合う。
お肉の旨味もあり醤油ベースで濃すぎず美味しかったです。量は多いのでシェアが基本かなと思います。
こちらは台湾バジルの卵焼き、九層塔炒蛋。
風味は良いのですがイタリアンバジルよりも葉がやや硬く、口に残る印象。
こちらは桜海老のチャーハン。盛り付けがユニークです。
桜海老の旨味があるので安心の美味しさ。外さないメニューと言えます。
こちらは2階席。奥にお手洗いがあります(和式のみ)。
九份ではこのようにゆっくりと食事を楽しめるお店は貴重な存在。
お茶のみを提供している茶藝館か、ローカル感溢れる食堂がほとんどです。
通りから奥まった穴場的立地もポイント。雰囲気も良く、ゆっくり食事を取りたい時に便利なお店です。
芋仔蕃薯の行き方・アクセス方法
九份老街入口から徒歩約8分
芋仔蕃薯の営業時間
電話番号:+886 2 2497 6314
営業時間:9時00分~22時00分
定休日:不定休