狭すぎる入口で有名な台南のカフェ、窄門咖啡(ヂャアメンカーフェイ、Narrow Door Cafe)を訪れました。
窄門咖啡 Narrow Door Cafe
窄門という店名にもなっているほど入口のせまいカフェ、窄門咖啡(ヂャアメンカーフェイ、Narrow Door Cafe)。あまりの狭さに道ゆく人の撮影スポットにもなっています。
お店の看板を見つけ横を見ると…
ご覧ください。横向きでないと通れないほどのせまさ。知らないと普通に通り過ぎてしまいそうです。
猫用の通路かと思うほど人ひとりがやっと通れる狭さのため、前から人が来たら引き返すしかありませんね。
少し進むと左側にお店への入口があるので2階へ。
店内は外の喧騒を忘れるほど落ち着いたレトロな空間。窓側の席からはちらっと孔子廟が見えます。
カフェは自然の風を楽しむ空調のないスペースと、空調のある涼しいスペースに分かれているので好きな方を選びましょう。
メニュー
注文はオーダー表に記入し、レジまで持って行ってお会計するシステム。1人1ドリンクのミニマムチャージがあります。
右が看板メニューのアイスコーヒー窄門特調冰咖啡。左がアイスクリームコーヒー漂浮冰咖啡。
ともに165元(約600円)。生クリームたっぷり、シュガー入りなので甘いです。
自家製チーズケーキ120元(約435円)も注文。ほっこりする優しい味です。
窄門について店内に興味深い記述があったのでご紹介。
窄門とは文字通り狭い門という意味ですが、もう一つ聖書に由来する教えがあるそう。
「滅びに通じる門は広く、命に通じる門はとても狭い。」(要約)。
お客さんに狭い門(窄門)をくぐることで幸せになって欲しいという願いが込められているんだとか。なんとも深いお話です。
また、店内には1996年から訪れた人が自由に記入できる日記を置いています。記念に何か書き込んでまた台南に戻って来たら読み返したいですね。
お店のゆったりした時間に、すっかり長居してしまいました。
とてもユニークなカフェ、窄門咖啡で台南をゆったりと過ごしてみてはいかがでしょうか。
窄門咖啡のお隣は古本屋をリノベーションした素敵なホステル「艸祭(草祭二手書店)」です。気になる方はぜひチェックして見てくださいね。
古本屋を改装した台南のホステル「艸祭(草祭二手書店)」宿泊記
窄門咖啡の行き方・アクセス方法
台鐵台南駅前の北站より2路バスで「孔廟」下車すぐ
窄門咖啡の営業時間
電話番号:+886 6 211 0508
営業時間:10時30分~22時00分(木曜 11時00分~20時30分)
定休日:金曜